爪について考える

左手の中指なんですが、爪が剥がれて浮き上がる「爪甲剥離症」というものになっています。皮膚科で「伸びるのを待つしかないから、治るまで1か月くらいかかる」といわれてそろそろ1か月、見た目ほとんど変わっていません。毎日せっせとクスリをつけているんですけどね。

私はちょっとでも爪が伸びると切りたくなるタイプなので、普段は「すぐ伸びるな(メンドクサイ)」と思っていたのですが、いざ伸びてほしいとときにはなかなか伸びない(気がする)。そうなると、爪って普通どれくらい伸びるのか、ちょっと知りたくなりました。

爪の伸びも成長にともなって早くなるようで、ピークは19歳ごろ、手の場合、だいたい1日に約0.1ミリ(ひと月で約3ミリ)伸びるそうです。そのあとは年齢とともにスピードも鈍化してくるようです。

爪というとあともうひとつ以前から気になっていたのが、根元の白い三日月みたいな部分のことです。子どものころ「白いところがあったほうが健康」みたいな話をよくしていました。その流れで友だちとくらべてみると、全部の指にある子もいて、親指にしかない私はうらやましいと思ったものです。

その白い三日月ですが、「爪半月」という名前があり(三日月じゃなかった)、「白く見えるのは根元からでてきた新しい爪の部分には水分が多いから」だそうです。爪は健康のバロメーターではあるけれど、爪半月に関しては「あろうがなかろうが健康状態に関係ない」ことがわかっているらしい。よかった。

爪半月は、見えなくても甘皮の部分に隠れているだけで実は存在していて、見えるかどうかは生まれつきのものだそうです。なので今は隠れている私の爪半月も、甘皮をむいてみたらちょっと見えてくるかもしれません。むかないですけど。

問題の左手中指の件ですが、爪の伸び方には季節も関係していて、夏は早く伸びて冬は遅くなるとか。ということは、19歳はだいぶ昔になったし、夏も終わってしまった今、剥がれている部分(あと7ミリくらい)が伸びるのには3か月くらいかかりそうな気配。

でも幸いなことに私はバイオリニストでもないし、左手中指に絆創膏が巻かれていても大した被害はありません。時が解決してくれるのをただ待つのみです。

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