刷り込み効果の高い交通広告
電車で通勤していると、駅構内、ホーム、車内などでクリニックの広告を見かけることがよくありますね。電車やバスなどの交通広告はそれなりに費用がかかりますが(ひとことでいえば高い)、その分大変効果が高いのです。
とくにその広告を気にしていなくても、何気なしに毎日毎日行き帰りに見ていると、だんだんと頭のなかに刷り込まれていきます。そして自分や家族が急に病気になってはじめて、「あれ? そういえば駅の看板でみたな」と思いだし、どんなクリニックなのかwebで調べてみようという気になるのです。見るだけではなく、バスの車内ではアナウンスによる広告もありますね。毎日聞いていたら、自然に覚えてしまいます。
特等席は早い者勝ち、なかなか空きません
交通広告は枠によって1週間〜年単位で契約されます。コストがかかるけれど効果が高いため、人気のある場所はすぐに決まってしまいます。あたりまえですが、掲出枠は決まっていますので、駅のあの場所に出したいと思っても他の広告主がいる場合、掲出することができません。
空いている枠は、駅の隅のほうだったり、乗降の少ない改札口のまわりだったりと、目立たないところになってしまいます。広告を出したい場合は早めに申し込み、おさえられる枠がないかを調べておく必要があります。
あまりコストをかけたくない場合や、いい場所が空いていないなどの場合、改札横の掲示板に一週間単位で貼ってもらうということもできます。この掲示板は、駅の裁量で運営しているケースが多く、スペースが空いていればすぐに掲出してくれます。ただ、このスペースも駅前のパチンコ屋さんなどが長期に契約していたりするため確認が必要です。
電柱広告、消火栓広告も
交通広告以外に、街中には電柱広告、消火栓広告(消火栓の目印になる標識に付ける広告)などもあります。こちらは比較的安価(月額数千円)で、1本からでも申し込むことができます。交通広告ほどではありませんが、歩いていればなんとなく目に留まるため刷り込み効果が期待できます。
電柱広告は道案内の用途としても利用することができ、「△△科●●クリニック この先を左」と書かれていれば、初めての患者さんを誘導することができます。あまりコストがかからないので、比較的導入しやすい広告です。
ただ、この電柱広告も人気のある場所とそうでない場所があり、たとえば、コンビニやスーパー、保育園などの前などは人気が集中します。また、区画整理などがあった場合、電柱自体がなくなってしまう場合もあります。