月が大きく見えるとき

夕方、暗くなって空を見上げると、たまに月が大きくて驚くことがあります。ほんわかしたイメージの月ではなく「惑星がいる」という感じです。あまりに迫力がすごいので、大きな月を背にザッザッとこちらに歩いてくる人たちまでちょっと怖く見えます。

先日もそんな機会があり、そのままにしておくのはもったいないので、撮影してみました。畏怖の念を抱きながらスマホで撮ったのですが、まったくもって残念な仕上がり。

ライターなのであまり写真に自信はないのですが、それにしても月の迫力がまったくないのです。こんなんじゃないんだけどな。そこにいる人たちの何倍も大きくて、今にも落ちてきそうだったのに。クリアな感じには撮れなくても、大きさだけは残したかったのに、これではいつもの月です。写真はむずかしい。

と思っていたら、意外なことがわかりました。月が大きく見えるのは、ただの目の錯覚?!
            https://www.nao.ac.jp/faq/a0202.html (国立天文台HP)

たしかに、大きく見えるのは、いつも月がのぼってすぐのころ。上にいくといつもの月です。たとえ望遠レンズで撮ったとしても、のぼりたての月と真上にいる月は同じ大きさに写るのだそうです。

ちょっと新しい発見でした。今晩も月がのぼりはじめたら見てみます。もうだまされないぞ?

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