間違いやすい漢字の変換②

360505710ab7ce5fa1973f57389ce5fa_s前回に引き続き、変換ミスをしやすい言葉をご紹介します。

1.伯父・叔父、伯母・叔母
読み方は同じ「おじ」と「おば」ですが、親の兄・姉を「伯父・伯母」、親の弟・妹を「叔父・叔母」と書きます。もともと「伯」は年長者とか上にたつものという意味をもち、「叔」には若いという意味があるようです。「伯仲叔季」という言葉がありますが、これは兄弟姉妹を指していて、伯は長男・長女、仲は次男・次女、叔は三男・三女、季は末子を意味しています。義理の関係でも同じで、たとえば父の兄(伯父)の配偶者が父より年下であっても「伯母」となります。

2.探す・捜す
この二つは意味も似通っているので、使い分けが難しい漢字です。一般的に、何か見つけたいことや欲しいものを「さがす」場合は「探す」を使い、持っていたけれどなくしたもの、いなくなった人を「さがす」場合は「捜す」を使用します。大変微妙な言い回しですが、たとえば時計をさがす場合、「インターネットで欲しい時計を探す」「なくした時計を捜す」となります。求人は「探し」ますが、行方不明者は「捜し」ます。・・・ちょっとややこしいですね。

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