フロッピーディスク

先日、急にフロッピーディスクが必要になりました。古いワープロで制作されたテキストのバックアップとデータ受け取りのためです。もちろん、オリジナルの一枚はありますが、それをドライブに入れたら最後、「出てきませんでした。おしまい。」なんて例もあります。ふだんから、ノートパソコン、タブレット、スマホ、SDカード、USBメモリを持ち歩いていますが、今回はそんなもの、まったく役に立ちません。

場所は都心部ではなく、静かな住宅地です。まず、近所のコンビニ、パナソニックの電気屋さん、文房具屋さん、駅前のスーパーなどでフロッピーディスクを探しますが置いていません。まあ、ここまでは思っていました。「そうだよね、たぶんないよね。」

そこで、近くの家電量販店に電話します。さすがにここはあるだろうと。ところが「申し訳ありませんが、製造中止のため。。。」

別なお店に連絡するもやはり同様の回答。どうやら、フロッピーディスクはひっそりと世の中から姿を消しているようです。

検索してみると、フロッピーディスクは各メーカーで次々と販売中止にしていました。もちろんまだネットでは販売しています。でも、US仕様とか書いてありますし、もう、なんとなく、一部の人たちだけに向けて売っているようなかんじです。

考えてみれば、CDやDVDあたりもかなり絶滅危惧種かも。デジカメなど、ずいぶんとWifi対応になっているので、そう考えるとSDカードなんかも近い将来はなくなるんでしょうか。

最新のMacBookではUSB―Cポートが一基あるだけ。「ワイヤレスにしなよ。接続できないって? そんなことしらないよ。」なんてね。

* * *

フロッピーディスクといえば、かの「ドクター中松」。フロッピーディスクの発明者だとか実は違うとか。事実はどちらにせよ、都市伝説的に語られ、それが、あながち嘘ではなく思えてしまうあたりが、あの方の魅力です。

二千円札をブラックライトにあてると四隅に「Dr.NAKAMATSU」と浮かんでくるらしいよ。

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