CSS Nite Shift11に参加しての感想|今までの10年。これからの10年。について考えてみた

どうも! ウメツです。私のなかの年末一大イベントといえば、クリスマス……  ではなく半日近い時間を費やして行われるweb関連のセミナーイベント「webデザイン行く年来る年」です! 2017年で開催11回目となるこのイベントですが、私は2013年の第7回から参加しており、私のなかではもうこれに参加しないと年が越せないってくらいの存在になっています。今回はこのセミナーイベントを受けて、感じたことをちょっとだけ語りたいとおもいます。

このセミナーは“web”に関連する各分野より(たとえばマークアップ・作業ツール・ユーザビリティ・トレンドなど)、この1年でどんな変化があったのかをそれぞれのスペシャリストの方々から講演いただき貴重な知識を得ることができる、まるで魔法のようなセミナーです(笑)。今日は、そのなかのオープニングの基調講演(長谷川恭久さん)とクロージングのセッション(中川直樹さん)がともに同じテーマ「今までの10年。これからの10年。」で、うまく繋がっていて印象的だったので私なりの解釈や、感じたことをいれつつまとめてみたいとおもいます。

講演の内容まとめ

基調講演(長谷川恭久さん)

  • 2017年はiPhoneが誕生して10年の年
  • 情報の入り口はSNSに
  • 自己表現のwebからビジネスのwebへ
  • デザイナーもビジネスに貢献しなくてはいけない時代に
  • 様々なデバイスに対応するために、枠にとらわれないデザインが求められる
  • より多くの人たちと協力しあう場がでてくるので、デザインの言語化が必要
  • 当たり前は変わる。従来の考えにしばられない“変化をたのしもう”!

クロージング(中川直樹さん)

  • 2010年→2017年で自社の業務の変化について。兼業ではない専門のコピーライター、映像ディレクターが新たに増えている
  • ブランディングを意識する企業が増えている
  • ビジネス的目線で結果を求められる時代に
  • 行動経済学をベースとしたデザイン(UI、UX)が必要
  • デザインの仕事に関してはますます二極化が進む。呑まれないためには付加価値を
  • 共通言語が必要。曖昧な言葉をきちんとビジュアライズする

ぜんぶをまとめると

この2つのお話、とても強くうなずいてしまう内容が数多くありました!!  私自身も元々はDTPといわれる、チラシなど印刷物のデザインのデザイナーを目指して上京してきた身でありながら10年経って今何をしているかというとほとんど紙はやっていません……。(かといってwebサイトを作っているというわけでもありません)。本当にこの10年で会社自体も仕事や相談内容がおおきく変化してきました。これは長谷川さんも講演でおっしゃっていましたが「(変化することに対して)柔軟性が大事」なるべくお客さんのオーダーには応えたいという気持ち、大事! そしてそれを実行するためには、またまた中川さんの講演でのお言葉「(これからも普遍的なもの)デザインセオリー」。普遍です。どんなに仕事が変化していってもデザインセオリーは変わらないと誓っても良いくらい。そして「付加価値」。そんなことわかってるけど、どしたらいいの〜〜っと頭を抱えてしまいそうになりそうですが「付加価値」というのは、なんてことはない日本に住んでいる人たちならみんなできる「お・も・て・な・し」。そう、「おもてなし」の魂(こころ)だとおもいます。

さいごに

さてさて。今年は厄年&年女という、よくわからないくみあわせの私ですが、初詣でひいたおみくじには「立ち止まるな、つっぱしれ!(要約)」と書いてあったのでぶっとばしていきたいとおもいます。

ということで、おそくなりましたが本年もよろしくおねがいいたします。

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