記念誌・工事誌の作り方−2[企画構成(後編)]

記念誌や工事誌の制作において、企画構成の前編では、主に制作に向けた基本的な準備についてお話しました。この後編では、さらに踏み込んだ編集方針の決定、チーム作業の進め方、内容構成の工夫について解説していきます。これらを実践することで、より完成度の高い記念誌・工事誌を目指すことができるでしょう。

弊社制作「大師橋工事誌」(アズクリエイトの制作実績「Works」へ)
(さらに…)

続きを読む

記念誌・工事誌の作り方−1[企画構成(前編)]

大型構造物や橋梁の架設、土木工事など、大規模なプロジェクトでは、その計画段階から完成に至るまでの過程を記録した工事誌や記念誌を制作することがあります。このような書籍や資料は、単にプロジェクトの記録を残すだけでなく、関係者や地域社会にとっても貴重な財産となります。

しかし、いざ工事誌や記念誌の制作を進めようと思っても、初めて取り組む場合、何から手を付ければ良いのかわからないと悩む方も少なくありません。

そこで、このシリーズでは、工事誌や記念誌の制作プロセスについて、数回に分けて解説していきます。今回は、企画構成の前編として、基本的なイメージ作りや準備についてご紹介します。

弊社制作の「多摩川スカイブリッジ工事誌」(アズクリエイトの制作実績「Works」へ)

(さらに…)

続きを読む

記念誌・工事誌の作り方−7[デザイン・編集作業]

記念誌イメージ写真デザイン・編集作業

記念誌・工事誌の制作で、もっとも手間がかかるのがデザイン・編集作業です。仕上がりを優先させるなら、多少費用がかかっても信頼できる会社に依頼します。でもコスト面などからどうしても内製する必要がある場合には、担当の役割や基本ルールを明確にして、無駄のない作業をしましょう。編集・デザインには以下のような作業があります。

(さらに…)

続きを読む

記念誌・工事誌・記録誌の作り方−4[発注先の決定]

工事誌イメージ発注先を選ぶポイントは

おおよその予算が決まったら、どの会社に依頼するかを決定します。ところが、何社か見積りをとってみたものの、各社項目や金額にばらつきがあり、言っていることもさまざまで、どう決めていいかわからないかもしれません。

そこで、発注先を選ぶポイントを以下にまとめてみました。

(さらに…)

続きを読む

記念誌・工事誌・記録誌の作り方−3[予算の決定]

記念誌イメージ編集や写真、本の体裁でかなり変わる費用

記念誌・工事誌をつくるとき、「だいたいいくらかかるのか」まずは予算取りです。費用は、原稿の状態、編集方法、判型(サイズ)や色数、ページ数や写真の有無でかなり開きが出てきますので、初期の打ち合わせは、仕様と金額とのバランス調整がほとんどのような気がします(笑)。

まずは、おおよその仕様を決め、デザイン事務所あるいは印刷会社に相談してみましょう。

(さらに…)

続きを読む