3Dモデルを使って工事の施工ステップを表現

3Dモデルをつかうと、実際には目にすることができないカメラアングルで描いたり、部分的に透明にしたり、あるいは壁を通過できたりと、表現の幅がひろがり、見る人の理解度がグッとあがるものです。

多摩川スカイブリッジ完成動画

2022年3月に供用開始された多摩川スカイブリッジは建設地の生態系を守るため、さまざまな架設方法で建設されました。竣工式典で公開された動画では、3Dグラフィックスを使った工事説明動画で架設のステップや環境を守るためのくふうを軸に制作しました。

多摩川スカイブリッジ橋梁架設3Dモデル図
手前の緑の生態系保持空間(湿地帯)上空で桁を送り出して橋梁を架設

3Dモデルで表現すると、ゴテゴテ、ムチムチとリッチになりがちですが、なるべくシンプルに2D 風に、まわりの風景には線を入れずに橋梁部だけに輪郭線を入れ、工事部分を強調しました。

また、部材を空中からふわりと出現させることで、面白い効果が演出できます。また、工事の重機を描かないことで、架設ステップが注目できるようになりました。

多摩川スカイブリッジ橋梁架設3Dモデル図
重機を描くことなく鋼桁が空中からふわりと出現

急速立体交差施工、工法説明

都市部での交通渋滞をさけるための、急速立体交差施工の工法説明に使用した3Dモデルです。

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手前の緑の生態系保持空間(湿地帯)急速施工工事状況
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手前の緑の生態系保持空間(湿地帯)上空で桁を送り出して橋梁を架設
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手前の緑の生態系保持空間(湿地帯)上空で桁を送り出して橋梁を架設

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