3Dモデルを使って工事の施工ステップを表現

3Dモデルをつかうと、実際には目にすることができないカメラアングルで描いたり、部分的に透明にしたり、あるいは壁を通過できたりと、表現の幅がひろがり、見る人の理解度がグッとあがるものです。

多摩川スカイブリッジ完成動画

2022年3月に供用開始された多摩川スカイブリッジは建設地の生態系を守るため、さまざまな架設方法で建設されました。竣工式典で公開された動画では、3Dグラフィックスを使った工事説明動画で架設のステップや環境を守るためのくふうを軸に制作しました。

多摩川スカイブリッジ橋梁架設3Dモデル図
手前の緑の生態系保持空間(湿地帯)上空で桁を送り出して橋梁を架設

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記念誌・工事誌の作り方−7[デザイン・編集作業]

記念誌イメージ写真デザイン・編集作業

記念誌・工事誌の制作で、もっとも手間がかかるのがデザイン・編集作業です。仕上がりを優先させるなら、多少費用がかかっても信頼できる会社に依頼します。でもコスト面などからどうしても内製する必要がある場合には、担当の役割や基本ルールを明確にして、無駄のない作業をしましょう。編集・デザインには以下のような作業があります。
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記念誌・工事誌の作り方−4[発注先の決定]

工事誌イメージ発注先を選ぶポイントは

おおよその予算が決まったら、どの会社に依頼するかを決定します。ところが、何社か見積りをとってみたものの、各社項目や金額にばらつきがあり、言っていることもさまざまで、どう決めていいかわからないかもしれません。

そこで、発注先を選ぶポイントを以下にまとめてみました。

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記念誌・工事誌の作り方−3[予算の決定]

記念誌イメージ編集や写真、本の体裁でかなり変わる費用

記念誌・工事誌をつくるとき、「だいたいいくらかかるのか」まずは予算取りです。費用は、原稿の状態、編集方法、判型(サイズ)や色数、ページ数や写真の有無でかなり開きが出てきますので、初期の打ち合わせは、仕様と金額とのバランス調整がほとんどのような気がします(笑)。

まずは、おおよその仕様を決め、デザイン事務所あるいは印刷会社に相談してみましょう。

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記念誌・工事誌の作り方−1[企画構成(前編)]

book_3大型構造物や橋梁の架設、土木工事のような大きなプロジェクトでは、その計画や過程、完成に至るまでを工事誌や記念誌として残しておく場合があります。

ただ、いざ工事誌や記念誌の制作が決まったとしても、過去に経験がない場合、いったい何をどうしたらいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回から数回に分けて、工事誌・記念誌の制作についてご案内していきたいと思います。

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