記念誌・工事誌の作り方−7[デザイン・編集作業]

記念誌イメージ写真デザイン・編集作業

記念誌・工事誌の制作で、もっとも手間がかかるのがデザイン・編集作業です。仕上がりを優先させるなら、多少費用がかかっても信頼できる会社に依頼します。でもコスト面などからどうしても内製する必要がある場合には、担当の役割や基本ルールを明確にして、無駄のない作業をしましょう。編集・デザインには以下のような作業があります。

本文デザイン・レイアウト

記念誌・工事誌のなかで大部分を占めるのが本文です。基本のレイアウトのほか、イレギュラーなページ(巻頭言や式典などの特別なページ、カラー写真ページ、年表など)のデザインを行います。

本文編集・組版

編集作業は原稿の整理からはじまります。レイアウトに合わせて文字数を決めて執筆者に依頼しますが、実際には文字が多かったり、極端に少なかったりすることもあります。その他、あきらかな原稿の間違い(漢字・送り仮名など)があったり、執筆者によって用語や表記がバラバラなことも多くあります。それらのことをチェックして、どうするかを検討していきます。用語や表記、送り仮名の統一などは事前に編集委員の間で協議して、ハウスルールを決めておきます。原稿がまとまったら、ページレイアウトソフトなどを使って文字を流し込む作業(組版)に入ります。

編集を内製するには

編集・組版作業をWordを使って内製する場合もあります。Wordでレイアウトを考えて体裁をととのえ、高解像度のPDFに書き出し、そのまま印刷することも可能です。Wordはプロ用の専門ソフトではないので、販売されている書籍のようなキレイな組版はできませんが、コストを優先させるならそれもいいでしょう。

弊社では、Word→PDFで印刷する書籍についてもお手伝いさせていだいています。弊社でレイアウトしたWordのテンプレートを作成し、そのまま流し込めるようにしてお送りします。Wordのテンプレートを使ってお客様ご自身で本文ページを制作し、表紙や扉のデザイン、目次の作成などは弊社で制作します。本文のWord部分は基本的に弊社が手を加えることはありません。事前に全角・半角の統一、送り仮名や数字の表記の統一などのルールを決めておくと、後々の手戻りが少なくなります。

素材の活用

記念誌・工事誌のページ構成ですが、文字ばかりではなく、写真や図表などの素材をいれて、レイアウトにも変化をつけましょう。とくに重要なのは写真です。よい写真が誌面に入るだけで印象がガラッと変わります。できれば、工事の計画段階でプロカメラマンに依頼し、撮影しておくとよいでしょう。また、竣工写真だけはプロに頼みましょう。構造物だけの写真のほか、夜景や景観にとけ込んだ風景写真、航空写真なども入れると、華やかで迫力のある誌面になります。

図面は、CADのデータを変換して入れることができます。文中に入れる他、巻末に資料としてまとめて掲載してもよいと思います。ただし、多くの場合、CADデータば大きさがまちまちなので、最終的に印刷したときに文字や罫線の太さなどが同じになるよう再編集する必要があります。また、工事の工程表やフローも入れるとよいでしょう。

 

記念誌イメージ

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